遺伝子組み換え品種の日本での利用状況を調査しました!
遺伝子組み換え品種は、日本国内での商品としてはバラやカーネーションなどの「青い花」のみが生産されています。
一方で、家畜の飼料や加工食品の原料としては大量の遺伝子組み換え農作物が輸入され、利用されています。
トウモロコシ、ダイズは自給率が低く、そのほとんどを輸入に頼っている作物です。
令和元年の調査では、トウモロコシでは91%、ダイズでは94%を遺伝子組み換え農作物が占めると推測されています。
遺伝子組み換え農作物の利用状況は非常に大きなものですが、新たな品種を日本国内で使用するためには、農林水産省で申請を行い、承認を受ける必要があります。
審査の基準は「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」、通称「カルタヘナ法」と呼ばれる法律です。
農林水産省では、消費・安全局農産安全管理課で個別の相談を受け付けています。